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10弦マンドリニスト ソロ・ライブ  The First Days of us 10弦マンドリニスト ソロ・ライブ  The First Days of us

10弦マンドリニスト
國吉真人 ソロ・ライブ

The First Days of us

配信ライブ情報詳細

日時
2022.02.27(sun) 19:00~21:00
※生配信終了後も、3/13までは後追い視聴が可能です。

配信方法
ツイキャスによる配信
※ツイッターアカウントがなくてもご視聴いただけます。

チケット費用
¥1,800-
(別途ツイキャス使用料¥100-)

PROFILE
出演者プロフィール

10弦マンドリニスト
國吉真人

大学時代より、マンドリンを始める。以来18年間マンドリンばかり弾いており、ほかには何も弾けない。当初所属していたのはマンドリンオーケストラで、モーツアルトやドヴォルザーク、チャイコフスキーなどのクラシック曲を弾いていた。

その後、ネパール・インドをうろうろとしていた時、なんとなく持って行ったマンドリンが人生を変えてくれた。様々なミュージシャン、人々、風景や歴史との出会いがあり、帰国後にバンドのサポートなどで活動を始める。

その後、細い人脈のつながりで、VOZ MUSIC Entertainmentと出会う。現在はソロで活動を行っている。

ギター / プロデューサー
梶原秀剛

1992年ポニーキャニオンよりCDデビュー。VOZ MUSIC Entertainment 主催者。ギタリスト、音楽プロデューサーとして活動中。

シンセサイザー
白石志津

2012年からVOZサポートミュージシャンとして活動中。キーボード、シンセ、コーラス担当。

パーカッション
トミー白石

2010年よりVozライブのサポートミュージシャンとして活動。好きなアーティスト:The Beatles

PROGRAM
演奏曲目

当日の曲目です。映画音楽のカバーと、オリジナル曲を演奏します。

映画音楽・ステージ

「ニュー・シネマ・パラダイス」 より
Love Theme
Ennio Morricone

リハ音源の試聴はこちら


「ラ・ラ・ランド」 より
Another Day of Sun
Justin Hurwitz

リハ音源の試聴はこちら


「天使にラブ・ソングを」より
Hail Holy Queen
Hermannus Contractus

I Will Follow Him
Peggy March


「戦場のメリークリスマス」 より
Merry Christmas, Mr Lawrence
坂本龍一


「星になった少年」 より
Shining Boy & Little Randy
坂本龍一


「千と千尋の神隠し」 より
いのちの名前
久石譲

配信ライブ情報詳細

日時
2022.02.27(sun) 19:00~21:00
※生配信終了後も、3/13までは後追い視聴が可能です。

配信方法
ツイキャスによる配信
※ツイッターアカウントがなくてもご視聴いただけます。

チケット費用
¥1,800-
(別途ツイキャス使用料¥100-)

オリジナル・ステージ

國吉真人 作曲、梶原秀剛 編曲によるオリジナル曲です。
リンクのあるものはご視聴いただけます。


Parallel Sky
パラレル・スカイ

昔読んだ小説の、空を飛びたくてしょうがなかった少年が努力の末、自分の飛行機で夕焼け空へと飛び立てたシーン。
もう、話の題名も、どんな話だったのかもおぼろげなストーリーの印象のみが心に残り、曲としてよみがえりました。


First Day
ファースト・デイ

どうやって生きていけばいいのかよくわからなくなり、「何のために」や「なぜ」を放り出して、とにかく行きたいところへ行こう、と決めてバックパッカーの旅に出た、「最初の日」。
漠然とした不安や期待を胸に抱きながら、何かを求めてネパールに降り立ったときの気持ちを曲にしました。

リハ音源の視聴はこちら


OVER
オーバー

First Dayとセットの曲です。よく、「よりよくなる」「向上心を持つ」ということが、人生を切り開く大事なことのように言われますが、それだけではないと思います。ただ「移動」する、環境を変える。自分自身が全く変わらなくても、何かの境界線を越えるだけで、人生が好転することが、実際にありました。ハードルでもなく、自分自身でもなく、ただ一歩を踏み出すだけで越えられるものがある。そんな気持ちで作りました。


流れる心

誰かを好きになったり、憎んだり、日々様々な感情が渦巻くのが人間だと思います。それが自然だし、無理に人を愛したり、憎むのをやめようとするのがいいことだとも思いません。
でも、もし誰かを愛していたとして、それが当たり前だと思ってはいけない。もし、誰かを憎んでいたとして、その気持ちをせき止めてはいけない。とも、思います。

流れていく心に耳を澄ませてみよう、と思って作った曲です。

リハ音源の視聴はこちら


Laura
ラウラ

夢で見たフレーズが元となった曲です。子供のころ、なぜか大事にしていたどんぐりや、おもちゃ、居場所の思い出を曲にしました。今思えばくだらないもののはずなのに、とても大切だったもの、みなさんにもあるかと思います。

曲名は、見ていて苦しくなってくるものばかりなムンクの絵の中で、唯一心が安らぐラウラ・ムンク(ムンクの母)の絵からいただきました。

リハ音源の視聴はこちら


Train Dance(仮)
トレイン・ダンス

これも、夢で見たフレーズがもとになっています。なかなか完成できず、しばらく持て余していたのですが、ある日、ある思い出とつながりました。インドで、プリーからデリーまで40時間の旅程を一本の電車で向かっていた時。旅芸人の少女が、鉄の小さな輪っかを潜りながら、列車の端から端までを踊るように芸を披露していました。そのあと、連結部分で外の風景を眺めている少女の寂しげな顔、きっとこの子にも故郷があるんだろうと思ったこと。夢のフレーズと、このときの記憶をもとに、曲を作っています。


記憶の水脈

文章を書くときや、曲を作るとき、自分の中に深くダイブしていくような感覚を覚えることがあります。思い出なのか、意識なのか、よくわからないのですが、自分自身の中に何かを見つけよう、何かを探そうともがいているときの印象を曲にしています。


桜が霞む

もう20年くらい前、世の中に携帯電話が出回り始め、「魔法のiらんど」などのブログサービスで小さな名も知れないブログが乱立していたころ。何気なく、あるブログの文章を読んだときに、頭の中に自然とフレーズが浮かびました。そのフレーズがずっと頭にこびりついており、20年たったいま、曲としてまとめました。


After the rain
アフター・ザ・レイン

東京くじらライダースさんというバンドの企画で、即興で短いフレーズの曲をつくったのがもととなっています。長く続くコロナが明けたら、また当たり前のように笑いながら集いたい、どこかに行ったり、気兼ねなく飲み交わしたい。そんな気持ちを、雨上がりに外に飛び出していくようなイメージで、曲にしています。

リハ音源の視聴はこちら
※パーカッションなし.ver

配信ライブ情報詳細

日時
2022.02.27(sun) 19:00~21:00
※生配信終了後も、3/13までは後追い視聴が可能です。

配信方法
ツイキャスによる配信
※ツイッターアカウントがなくてもご視聴いただけます。

チケット費用
¥1,800-
(別途ツイキャス使用料¥100-)

About
10弦マンドリンとは

国内で使用されるマンドリンは、複弦4コース、8弦のものが多いです。低いほうからG→D→A→Eのチューニングがされます。

10弦マンドリンは、さらに低いほうにCのコースが加わり、より低音の表現を豊かにしたものです。

今回の演奏で使うのは、ベネズエラのアルフォンソ・サンドバルの手で生まれた、5コース10弦のマンドリンです。

もともと、マンドリンの発祥は中東のウードという楽器とされ、ウードが西にわたりマンドリンの原型となり、東にわたり琵琶の原型となりました。

西にわたったマンドリンは、イタリアやスペイン・ポルトガルなどでそれぞれの進化を遂げ、南米ではショーロなどの独自の音楽ジャンルで花形楽器として扱われるようになります。

10弦マンドリンは、南米では比較的ポピュラーなものとされ、hamilton de holandなどのアーティストが好んで使用しています。

COMPOSE
さいごに、曲作りのことと、
皆様へお伝えしたいこと

今回演奏するのは、正真正銘、國吉真人のオリジナル曲ではありますが、「自分の力で作った曲だ」という、自負のようなものはまるで感じません。

今までに出会った人々、読んだ文章、見た絵、かけられた言葉、歴史の詰まった街並みの美しさ、そういった人との交わりの中でしか得られないもののひとつひとつが、無意識の中で結晶化して、フレーズのアイデアであったり、夢の中で流れるメロディーであったり、そういうものになって、曲の原子のようなものができていきます。

それが、梶原秀剛さんと出会ったことによって、一気に音楽として形を得ることができました。

無数の、長い歴史の上での人との交わりが、たまたま自分を通して、音楽になった。そう感じています。

自分、ゴッホが大好きなのですが、ゴッホは日本の浮世絵師である葛飾北斎の影響を受けていたそうです。その葛飾北斎も、きっと何かに影響を受けていたはずに違いありません。それは、同じ浮世絵師以外に、家族の仕草であったり、蕎麦屋で隣の席に座った男の何気ない呟きだったかもしれません。

人と人との無数の細いつながりが、やがてどこかで収束して、ゴッホの描く絵のような、何か素晴らしいものが生まれるのです。

なんか、すごくないですか。

もし、今回のライブで、自分の曲が誰かの無意識化に沈み込み、それが将来詩であったり、絵であったり、誰かへのやさしい言葉だったり、そういった何かに生まれ変わって世に出てくれるとしたら、これ以上にうれしいことなど、思い当たりません。

まだまだ未熟なアーティストですが、聞いていただけたら、とてもうれしいです。

配信ライブ情報詳細

日時
2022.02.27(sun) 19:00~21:00
※生配信終了後も、3/13までは後追い視聴が可能です。

配信方法
ツイキャスによる配信
※ツイッターアカウントがなくてもご視聴いただけます。

チケット費用
¥1,800-
(別途ツイキャス使用料¥100-)